化学物質過敏症歴をふりかえる - きれいな空気を求めてーノマド地球横断中💋

化学物質過敏症の歴史をふりかえる

これまで、
化学物質過敏症、
低周波振動音による不眠で
好むと好まざると、
定住できず、
転籍苔むせずで来ました。

とりわけ、6、7年前頃から
香料付き商品が
右肩上がりに増えるにつれて
ありとあらゆるニオイに
反応するようになり、
国内外、合計56回
引っ越したのを最後に
ホームレス・ホテル避難生活に
突入したのが、9年前。

以来、
あるとあらゆる療法を
藁にもすがる思いで
手当たり次第
試してきましたが、
未だ、打出の小槌には
出会えていません。

長年にわたって
心身が経験してきた
ストレス、苦しみは
そう簡単に、
取り除くことは
難しいのでしょうか。

それとも、
心身にとって
この、化学物質に晒されている
「非常事態」が
日常茶飯事になっており、
無意識に、
この慣れ親しんだ状態
〜たとえ心身にとって
しんどく、辛い状態でも〜
を手放すまい！
という、惰性の法則が
働いているのでしょうか。

とはいえ、
化学物質過敏症に翻弄されて
かれこれ、1/4世紀。
いい加減、
この無力な状態で
七転八倒し続けることに
疲れてきたようです。

全身が、
「精密化学物質探知機」だった
発症当時に比べ、
なんというか…
諦観？できるようになってきたような
氣がします。

もちろん、
まだまだ、微量の香料にも
反応しますし、
香料曝露中、その場は
やり過ごせても、
自分の髪や、肌や、持ち物に
移り香した
ケミカル臭で、
出血や、
鼻詰まりや、
内耳の痛みや、
喉のかさつき
など…、
各種症状が出ますし、
移り香した服の
脱臭作業に、
やたら時間を取られます。

根治までは、まだ道半ば。

それでも、以前のように
「香害曝露」という
体験そのものに
自分が呑み込まれ、
溺れてしまうことは
なくなりつつあるようです。

香害に遭遇しながらも、
合成化学臭に晒され、
「息苦しくて、
各種症状が出て、
不快で、しんどくて
やりきれない、
なんとかしてくれ〜…」
と、もがいている自分を
別の自分が観察している
と、いった現象が
起きつつあります。

翻弄されている自分と
同一化せずに、
自分を切り離して
いられるようになったというか…

それを機に、以前ほど
怒り心頭になったり、
全身アドレナリン一辺倒になったり、
感情の爆発を抑えられなくなったり、
ということがなくなってきました。

これって、減感作が
順調に進んでいるのかな、
と感じます。

このような変化を
感じることができるようになったのは…

元カイロプラクターで、
量子物理学、脳神経学などを
踏まえた上で、瞑想によって
あらゆる症状を改善できると
説いている、

自身、事故で頚椎6箇所を
骨折し、たとえ手術で成功したとしても
一生、車椅子生活は免れないだろう
と、三人の医師から
言い渡されたにもかかわらず、
手術を受けることを拒否、
瞑想だけで、完治し、
今や世界中で
ワークショップを開催、
啓蒙活動されている
ジョー・ディスペンザ博士の
著書を読んだり、
ワークショップに参加したり、
実際瞑想を続けたりしている
おかげだと感じます。